カーナビの保守的で値段の高い時代はこれで終わります。
今でも、カーナビ自体がいるとは思わない。大げさに言えば
一つの時代の終焉を迎えます。iPhone,iPadで完全なナビになれば持ち運びでき
盗難防止にもなる。僕はありですね。車に端末が一つあること自体が今、
めんどくさいですもんね。音楽やデータを持ち運ぶ事が出来る。ありですね。
車業界の閉塞感、保守的な感じが導きだした結果です。
これで既存のナビメーカーがどう出るのか?!楽しみです。
TOMTOMだけは元気なようです。GPSではやっぱり強い。
守られて来た業界に黒船がやってくる。IO6 appleはやりますよ。。。
[サンフランシスコ 12日 ロイター] 米アップル<AAPL.O>は11日に開幕した年次開発者会議で、音声操作機能「Siri(シリ)」の新バージョンを発表した。新たな機能によって同社が急速な浸透を狙う次の巨大市場は自動車だ。
焦点:激化するアップル・グーグル戦争、カギ握る地図サービス
アップルは同会議で、今秋にリリースする携帯端末向けOSの新バージョン「iOS6」を発表。新OSには「グーグル・マップ」に代わるアップル独自の地図サービスを搭載し、ナビゲーション機能やリアルタイムの交通情報を提供する。
Siriの新バージョンはスポーツ、レストラン、映画の分野を中心にデータベースを拡充し、新たな地図サービスに搭載されるほか、タブレット端末「iPad(アイパッド)」にも対応する。
こうした機能を、運転中でもSiriに話しかけるだけで操作可能な「アイズフリー」と合わせると、「iPhone(アイフォーン)」が自動車用の電子機器やカーナビ市場を席巻する可能性もあると、アナリストらは指摘する。
特にグーグル・マップのような、スマートフォンで地図サービスを使うドライバーが増えるにつれ、カーナビシステムの販売は右肩下がりとなっている。iPhoneと自動車を結び付けようとするアップルの動きは、Siriの普及とアプリを通じた同社の収益構造に消費者を引き込むための大きな後押しになるかもしれない。
IHSオートモーティブのアナリスト、マーク・ボヤジス氏は、「車内で触れたり見たりせずにアクセスできることは重要になり、アップル端末と車との結び付きが今後もより強まることになるだろう」と分析する。
コンサルティング会社ブーズ・アンド・カンパニーのスコット・コーウィン副社長は、アップルの新機能が同社と自動車メーカーにとって「互いにメリットがある」と指摘する。「メーカー側は消費者が非常に良い印象を持つ製品と結び付こうとしている」とし、「アップルにとっては、この技術によって市場の主導的地位を固める手助けになる」と語る。
アップルの発表を受けた12日の株式市場では、米音響機器ハーマンインターナショナル<HAR.N>の株価が一時約10%下落。一方、カーナビメーカーのトムトム<TOM2.AS>はアップルと地図提供のライセンス契約を結んだことが好感され、約15%上昇した。
カーナビやオーディオなど自動車向けの情報娯楽技術市場は規模が大きく、米調査会社IHSアイサプライによると、売上高は2012年が335億ドル(約2兆6700億円)、今後4年間は4.7─6.4%の力強い成長が見込まれている。
<自動車各社は独自サービスも模索>
自動車メーカーも、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>、アウディ、BMW<BMWG.DE>、GMなど9社が、今後1年以内にSiri専用ボタンをハンドルなどに搭載することで合意した。
このボタンを使えば、ドライバーはiPhoneから電話をかけたり、音楽を聴いたりできるほか、テキストメッセージの読み上げ、ルート検索など、さまざまな作業をできるようになる。
アップルの動きは大きな脅威ではあるものの、自動車メーカーやアナリストは、これがカーナビや車載娯楽システムの終わりにつながるわけではないと話す。自動車メーカーは、ドライバーの注意力がそがれることを懸念し、車内でのインターネットアクセスを端末メーカーに完全に委ねることに否定的だと、アナリストらはみる。
またアウディは、Siriが1つの実験だと語る。同社広報担当のブラッド・スターツ氏は、Siriがどう機能するか調査している段階で、まだはっきりした結果は出ていないと説明。「より統合されたナビ・情報娯楽システムを目指す他の試みをやめることにはならないと思う」とし、Siri以外の可能性も模索する考えを示した。
また、GMは消費者からの要望を踏まえ、サブコンパクトカー「シボレー・ソニック」などをSiriに対応させる予定だが、同社も「GoGo Link」というスマホアプリを50ドルで販売。韓国企業が開発したこのアプリを使えば、ダッシュボード上のスクリーンにスマホのナビシステムを表示させたり、ネットにアクセスしたりできる。
ベアードのアナリスト、デービッド・レイカー氏は、新しいSiriは、既存の情報娯楽機器を補完するためにデザインされているのではないかと指摘。ただ、車内に組み込まれるタイプの情報娯楽システムにとって、スマホと車の統合が最大のリスクになるのは間違いないと強調した。
焦点:激化するアップル・グーグル戦争、カギ握る地図サービス
アップルは同会議で、今秋にリリースする携帯端末向けOSの新バージョン「iOS6」を発表。新OSには「グーグル・マップ」に代わるアップル独自の地図サービスを搭載し、ナビゲーション機能やリアルタイムの交通情報を提供する。
Siriの新バージョンはスポーツ、レストラン、映画の分野を中心にデータベースを拡充し、新たな地図サービスに搭載されるほか、タブレット端末「iPad(アイパッド)」にも対応する。
こうした機能を、運転中でもSiriに話しかけるだけで操作可能な「アイズフリー」と合わせると、「iPhone(アイフォーン)」が自動車用の電子機器やカーナビ市場を席巻する可能性もあると、アナリストらは指摘する。
特にグーグル・マップのような、スマートフォンで地図サービスを使うドライバーが増えるにつれ、カーナビシステムの販売は右肩下がりとなっている。iPhoneと自動車を結び付けようとするアップルの動きは、Siriの普及とアプリを通じた同社の収益構造に消費者を引き込むための大きな後押しになるかもしれない。
IHSオートモーティブのアナリスト、マーク・ボヤジス氏は、「車内で触れたり見たりせずにアクセスできることは重要になり、アップル端末と車との結び付きが今後もより強まることになるだろう」と分析する。
コンサルティング会社ブーズ・アンド・カンパニーのスコット・コーウィン副社長は、アップルの新機能が同社と自動車メーカーにとって「互いにメリットがある」と指摘する。「メーカー側は消費者が非常に良い印象を持つ製品と結び付こうとしている」とし、「アップルにとっては、この技術によって市場の主導的地位を固める手助けになる」と語る。
アップルの発表を受けた12日の株式市場では、米音響機器ハーマンインターナショナル<HAR.N>の株価が一時約10%下落。一方、カーナビメーカーのトムトム<TOM2.AS>はアップルと地図提供のライセンス契約を結んだことが好感され、約15%上昇した。
カーナビやオーディオなど自動車向けの情報娯楽技術市場は規模が大きく、米調査会社IHSアイサプライによると、売上高は2012年が335億ドル(約2兆6700億円)、今後4年間は4.7─6.4%の力強い成長が見込まれている。
<自動車各社は独自サービスも模索>
自動車メーカーも、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>、アウディ、BMW<BMWG.DE>、GMなど9社が、今後1年以内にSiri専用ボタンをハンドルなどに搭載することで合意した。
このボタンを使えば、ドライバーはiPhoneから電話をかけたり、音楽を聴いたりできるほか、テキストメッセージの読み上げ、ルート検索など、さまざまな作業をできるようになる。
アップルの動きは大きな脅威ではあるものの、自動車メーカーやアナリストは、これがカーナビや車載娯楽システムの終わりにつながるわけではないと話す。自動車メーカーは、ドライバーの注意力がそがれることを懸念し、車内でのインターネットアクセスを端末メーカーに完全に委ねることに否定的だと、アナリストらはみる。
またアウディは、Siriが1つの実験だと語る。同社広報担当のブラッド・スターツ氏は、Siriがどう機能するか調査している段階で、まだはっきりした結果は出ていないと説明。「より統合されたナビ・情報娯楽システムを目指す他の試みをやめることにはならないと思う」とし、Siri以外の可能性も模索する考えを示した。
また、GMは消費者からの要望を踏まえ、サブコンパクトカー「シボレー・ソニック」などをSiriに対応させる予定だが、同社も「GoGo Link」というスマホアプリを50ドルで販売。韓国企業が開発したこのアプリを使えば、ダッシュボード上のスクリーンにスマホのナビシステムを表示させたり、ネットにアクセスしたりできる。
ベアードのアナリスト、デービッド・レイカー氏は、新しいSiriは、既存の情報娯楽機器を補完するためにデザインされているのではないかと指摘。ただ、車内に組み込まれるタイプの情報娯楽システムにとって、スマホと車の統合が最大のリスクになるのは間違いないと強調した。
0 件のコメント:
コメントを投稿